2022年5月 7日 (土)

「目指す事業の形」から「創造していくべき価値」へ

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

この3日間(5月4~6日)の検討に基づいて、「FLC&Sの目指す事業の形」(ver.3 2017年6月)を整理し直しますと、次のようになります。

1 これまでフクダリーガルが社会に提供して来た価値は、次の3つ。
(1)登記申請手続
(2)予防法務
(3)しくみ改革の提案
2 フクダリーガルが今後未来に向けて創造していくべき価値は、次の3つ。
(1)登記申請手続の進化
(2)予防法務の進化
(3)しくみ改革の実行
※予防法務とは、取引(不動産、企業、その他重要な財産の売買及びそれに準ずる重要な取引/組織再編、企業再生、等々)参加者の抱える法的問題の発生を予防し、また、最適な法的手順を提案・助言(取引の法的最適化)し、また判断の根拠となる法的、物的な情報の提供、評価等を行うことにより、その目的達成を支援することです。
※登記申請手続の進化とは、登記業務の完成度を高めること、および、登記業務の効率を高めることです。

これが「フクダリーガルのしくみ変革に対する関わり」、そして「未来を創る」という基本理念(2021年11月)につながって行きます。

| | | コメント (0)

2022年5月 6日 (金)

「Mission ~使命~」=「FLC&Sの目指す事業の形」

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

ここまでの説明(一昨日、昨日)はいささか迷走気味でした。自分で提示したものでありながら混乱させてしまい失礼しました(「よしなしごと」ですのでご容赦下さい(笑))。

結論から言いますと、「Mission ~使命~」と「FLC&Sの目指す事業の形」とは、同じことを言っています。

混乱の原因は、「取引基幹情報」が「情報」と言いながらそこに「システム」を含めていた(昨日の「よしなしごと」)ことと、「しくみ」といいながら予防法務という「知見」を含めていた(※)ことにありました。

要するに、「取引基幹情報」=「変革された世の中のしくみ」(予防法務も含む)であり、「FLC&Sの目指す事業の形」=「Mission ~使命~」だということです。

ただ、「取引基幹情報」、「しくみ」という言い方はわかりにくく、混乱を招きますので、再考します。


※「Mission ~使命~」の中核であるしくみの変革の中身について、次の通り書いています。

************************

フクダリーガルのしくみ変革に対する関わり
~「士業から日本の生産性を上げる」~
I.これまでの関わり
1.技術
正確・迅速な登記申請手続き
2.知見
(1)実体判断(安全性判断)
(2)合理的な登記申請手続き
II.これからの関わり
1.進化・・これまでの関わりをさらに進化させること
進化の諸段階、諸局面
(1)登記申請の局面
1 第一段階
i.技術(申請手続き)の合理化
ii.知見の共有方法の合理化
2 第二段階
i.技術(申請手続き)のデジタル化
ii.知見の共有方法のデジタル化
(2)取引の局面
1 第一段階
i.技術(取引手段)の合理化
ii.知見の共有方法の合理化
2 第二段階
i.技術(取引手段)のデジタル化
ii.知見の共有方法のデジタル化
2.変革・・取引の構造そのものを変革すること
変革の諸段階、諸局面
(1)第一段階
申請手続きを要しない構造
(2)第ニ段階
登記記録、取引記録の方法そのものの変革
(3)第三段階
取引構造そのものの変革

********************

つまり、「しくみ」の中には「知見 実体判断(安全性判断)」として予防法務も含めていたのでした。

| | | コメント (0)

2022年5月 5日 (木)

「取引基幹情報」

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

使命と目指す事業の形の内容をもう少し見てみます。

5年前(2017年)に提示した「FLC&Sの目指す事業の形」は、「取引基幹情報の提供者」であるとしています。「取引基幹情報」の内容は次のように記載されています。

**************

Ⅱ.「取引基幹情報」の具体的内容
「取引」=不動産、企業、その他重要な財産の売買及びそれに準ずる重要な取引/組織再編、企業再生、等々
「基幹情報」=取引基幹システムそのもの及び取引をめぐる法的、物的な情報、助言、提案、問題解決、評価等

**************

「基幹情報」のうち「取引基幹システム」は、現在「Mission ~使命~」の中で「しくみ」と呼んでいるものに相当します。
また、「取引をめぐる法的、物的な情報、助言、提案、問題解決、評価等」はこれまでいろいろなところで(4月14日の「よしなしごと」でも書いています※1)司法書士の仕事の本質であると述べてきた、「予防法務」(あるいは「法的問題の予防と解決」※2)をさらに発展させたものです。
これら2つの概念を合わせて表現しようとしたためにいささかわかりにくくなってしまったようです。

「取引基幹情報」という呼び方(あるいは内容)を再考します。


※1「よしなしごと」の過去掲載分は「ヤキソバオヤジのブログ」で見ていただくのが早いと思います。https://hap.air-nifty.com/phytoncid/
※2フクダリーガル求人ページ「代表社員福田龍介からみなさまへ」で述べています。https://www.fukudalegal.jp/recruit/

| | | コメント (0)

2022年5月 4日 (水)

「使命」と「目指す事業の形」

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

「フクダリーガルの教科書」、「序文」の次は「第1章」です。
ここにはフクダリーガルの「基本理念」を掲げています。

Philosophy ~基本理念~
未来を創る

Mission ~使命~
世の中のしくみを変革していくことにより、
より合理的で効率的な、「楽しい世界」をつくる
 →フクダリーガルのしくみ変革に対する関わり(別ページに飛ぶ)

Vision ~目指す企業の姿~
世界一楽しい会社

Value ~価値観/行動指針~
 →社員と会社の約束(別ページに飛ぶ)

ここは昨年11月に改定したばかりですので、フクダリーガルの皆さんはよくご存知だと思います。
しかし、「Mission ~使命~」と、第1章の後段に載せている「FLC&Sの目指す事業の形」(第3版、2017年6月9日制定)との関係がわかりにくいのではないでしょうか?

上記の通り、フクダリーガルの「使命」は、手段としては「世の中のしくみを変革していくこと」であるとしています(かなり大きく出ました(笑))。
一方、「FLC&Sの目指す事業の形」は「取引基幹情報の提供主体」です。
即ち、「使命」で謳っているのは「世の中のしくみ」という、謂わば「外」のことであり、目指す事業の形(主体)という「中」のことには触れていません。

両者の関係を考えてみます。

| | | コメント (0)

2022年5月 3日 (火)

思考は現実化する

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

司法書士を代えようとする動機として、3つあげましたが、もちろんこれだけではありません。この3つは、取引に潜む危険の回避行動に関連するものだけです。言うまでもないことですが、念のため。

さて、話題を変えます。

ここまでの「よしなしごと」の中で、何度か「フクダリーガルの教科書」について触れました。みなさんは当然目を通されているでしょうが、古くなりつつあり、少しずつ改定もしています。今日からはこれについて少しお話しします。

「フクダリーガルの教科書」の意義について、「序文」にはこう書いてあります。

人は皆自分が考えたとおりの人間になる。
今ある自分の姿は全て自分の思考の投影である。
フクダリーガルの教科書は、私達がこうなりたいという思いの現れであり、
より高みへと上がるための指針である。

この点は特に古びた感じはしません。これはナポレオン・ヒル、アンドリュー・カーネギーの「思考は現実化する」という考え方が下敷きになっています。同名の書籍もありますが、私が読んだのは「成功哲学」という本です。若い頃は(やる気のない人間だったにも関わらず、いやだからこそ?)こういった自己啓発書をよく読みました。もう一冊題名を良く覚えているものに「眠りながら成功する」というのがあります(笑)。
これらの自己啓発書がどれだけ役に立ったのかはわかりませんが、こうやって影響を受けているものもあります。

いずれにしても「思考は現実化する」というのは現代でも意味のある考え方だと私は思います。

| | | コメント (0)

その他のカテゴリー

失敗 教科書・理念 敬称