歩きスマホ 4
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
人は歩くときには周囲に注意を払って危険を避ける行動を取ります。それは五感を駆使して多数の情報を同時に処理する複雑な情報処理過程です。従って危険防止以外の情報を併せて処理しなければならなくなると、十分な危険防止行動を取れなくなる恐れが有ります。
ですから歩行中は敢えて他の情報の処理を必要とするような行為を慎むべきなのは当然です。
歩きスマホをする人は、自分はバックグラウンドで危険回避行動を取れると思っているのでしょうが、それは一種の認知バイアスだと思います。認知バイアスをもたらすヒューリスティック(思考の近道)は(危険が現実化しなかったという)過去の経験によるのだと思います。
実は危周囲の人々が危険回避行動を取ってくれているだけなのかも知れません。
そしてこのヒューリスティックの背景には先日書いた「浅い思考」という前提があるのかも知れません。
情報が氾濫する現代社会の真っ只中にあって、私達は浅い思考(システム1思考)に慣らされてしまっています。
逆に、歩きスマホが常態化した人は深い思考(例えば批判的思考)をする習慣がなくなる危険があるかも知れません。
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