意思決定の改善 59
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
逆に「あなた」自身の「大ざっぱな見積もり」(「いい線を行くだろう」)も、同じく「平均への回帰」という統計的概念の影響を受けます。
この概念はバイアスを外す一方でこれ自体がバイアスを生みます。それに対処する(「他者の意思決定を調整して利用する」)ための指針を著者は次のように示します。
まず、「この立地アナリストの予測は極めて正確」(予測と実売上高との間には完全な相関関係がある=相関係数1.0)」と仮定すると「380万ドルという予測を信じることは妥当」です。
次に、アナリストの予測と実売上高の間の「相関関係がゼロ」のケースは、「アナリストの予測は無意味」です。
この場合は「使える情報はただ一つ、平均的な店舗の売上が300万ドルということだけ」です。
しかし「おそらくこのアナリストの過去の予測は全て正解でも全て間違いでもなく、その経歴を通じて中間的なレベルの的中率だった」と考えます。
そして「部長であるあなたはアナリストの予測と実売上の間の相関関係の評価如何によって、アナリストの予測数値を割引いて300万ドルから380万ドルの間のどこかに落ち着かせる」のです。
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