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2026年2月25日 (水)

意思決定の改善 56

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

今日から本題に戻ります。番外編では人間関係の修復法について考えましたが、できるだけ早い段階で悪化の目を摘む必要があること、そして悪化防止に力を入れるべきであることがよく分かりました。

さて、「行動意思決定論」(ベイザーマン&ムーア 2011)の最終章、意思決定の改善のための方略の最後(方略6)は「他者のバイアスを理解する」です。

これを学ぶ材料として同書はこんな例題を出しています。

・・・

あなたは14都市に40店舗をかまえる小売チェーンのマーケティング部長です。各店舗の年間平均売上高は200万ドルから400万ドルの間で全店舗の平均は300万ドルです。過去3年間に新規開店したのは25店舗で、会社は今後4年間に30店舗を新規開店する予定です。

この規模拡大に向けて、あなたはそれぞれの建設候補地の売上を予測するために立地アナリストを雇いました。残念ながら、新規市場の売上の予測は非常に難しく、たとえトップのアナリストでもかなりの不確実性に直面します。

あなたはマーケティング部長なので、あなたの部門が作成した予測の正確性はあなたの人事評価のポイントの1つになります。

ちょうどいま、立地アナリストから、ある建設予定地について、年間売上高が380万ドルであるという最新の予測が届きました。この地区はこのチェーンの中で稼ぎ頭のひとつになるだろうというアナリストの報告は人口統計学のデータで裏付けられています。

あなたはこの予測をどのように取り扱いますか?

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