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2026年2月 3日 (火)

意思決定の改善 43

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

外部者の視点、内部者の視点に関しては他にも例が挙げられています。

より一般的な例です。「家の新築や大がかりな改修のプロジェクトを考えている人は、友人からそんなプロジェクトは予算も期間も20から50%は超過するのが普通だと聞かされ」ます(外部者の視点)。

「にもかかわらず、そのような建築プロジェクトを始めた多くの人は、自分は違うーー自分の家はスケジュール通りに計画に近いコストで出来上がる」と思ってしまいます(内部者の視点)。

カーネマンも自身の体験として例を挙げています。

「同僚とチームを作って大学の新しいカリキュラムを作成したときに内部者の楽観主義が現れる古典的な状況を経験したこと」を1993年のロバロとの共同論文に書いています。

「作業チームはプロジェクトは完成まで18ないし30ヶ月かかると」見積りました。

カーネマンは「カリキュラム編成にかけては際立った専門家であると目されるチームメンバーのひとり」に対して「あなたが知っているケースをできるだけ多く思い出して欲しい」と伝えた上で、こんな質問をしました。

それらが「今の私達と同じ段階にあったとき」に「その段階から、そのプロジェクトを完成するのにいったいどれくらいの時間がかかりましたか」。 つづく

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