意思決定の改善 37
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
他にもこの「類比的推論」の効果を示す研究報告は多数されています。
例えばこんなものがあります。
「複数の問題の相違点を理解することが、類似点を理解することと同様に、知識の移転のための非常に有用な方法になる」。
会社買収問題(同書でも例題として出されている、論理的に結論は明快だが、直感的に判断するのは難しい問題の一つ)に見られるバイアスは「他のいくつものバイアス補正テクニックに対して強い抵抗力を示すこと」が証明されていますが、「相違点をベースにしたトレーニングによって、会社買収問題のバイアスが低減される」。
それを示した実験はこんなものです。
意思決定の誤りをあぶり出す実験問題である「モンティ・ホール問題」と「パイの分割問題」の解答者を次の2つの群に分けます。
1 それぞれの問題の2つのバージョンを4つの独立した問題として考察させる群
2 問題を2つずつ組にして考察させる群
その後で、2つの群の全ての参加者と、この2つの問題を解かせていない参加者に会社買収問題を解かせました。
結果は明瞭でした。
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