意思決定の改善 26
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
第二の理由
「ある程度職業上の成功を収めた人(MBAやエグゼクティブ教育プログラムの生徒のような)は、自分が過去に下した多くの意思決定に対して正の強化を受けてきたと考えられる。」
そして、「人間は正の報酬を得られる行動を継続する傾向がある」(「強化理論」)。
従ってたとえば「成功したエグゼクティブの多くは直感的方略を使ってトップになってきたので、自分の判断に明白かつ系統的な欠陥があることを示すような情報には抵抗を示す」。
第三の理由
フリッツ・ハイダーが1958年に提唱したバランス理論(balance theory)によれば、「人間は自己の認知の一貫性と秩序を維持すべく努力する。」
従って「成功したマネジャーにとって『私の意思決定プロセスには根本的な誤りがある』という認識は自己の成功についての自覚と齟齬を来す。」
そして、「『今の私は優れた意思決定者である』という認識のほうが、成功しているという自覚とずっとよく調和する」ので、「そのような認識の方が優位に立つ傾向がある」。
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