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2026年1月30日 (金)

意思決定の改善 41

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

別の研究でも、「交渉者がいくつかの異なった価値創出方略を学べるような多様な類比的推論トレーニングのほうが、特定の類推トレーニングよりも、根源的な価値創出の交渉原則の学習を大きく促進した」という結果が得られています。

そして、「この訓練を受けた参加者はかなり独特な課題にも知識を移転できるようになり、また以前に出会ったことのないものを含む多様な価値創出問題における成績も高い」ということが分かったとのことです。

そして「単に成績が向上しただけでなく、その問題に価値創出の余地がどれだけあるかの理解も深まっていた」そうです。

著者は、「多様な類比的推論の訓練によって高い水準の専門知識が得られ、異なった状況下でどの方略が効果的なのか、
またそれはなぜなのかが理解できるようになる」と言っています。

ただ逆に、「訓練の多様性があまりに高まると、教訓の適用可能性が失われてしまう」とも言います。

そこで、「どの程度のレベルの抽象化が理想的なのか、また類比的推論が個人的な意思決定にどこまで適用できるかは、今後の研究に残された興味深い課題である」ということになります。

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