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2026年1月27日 (火)

意思決定の改善 38

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

この実験の結果、モンティホール問題とパイ分配問題を2つずつ組にして考える方が、それぞれの問題の2つのバージョン間の相違点の理解が進み、相手の意思決定とゲームのルールに注意を向けることの重要性を一般化して理解できるようになることがわかりました。

この結論は、「会社買収問題を解決する鍵」となっており、実際に実験参加者は会社買収問題で普通よりも明らかに高い成績を上げたとのことです。

この研究が示唆するものとして私達が意思決定の改善に役立てるべき点は、

「外見的に同種に見える複数の問題について相違を調べることが意思決定の改善の有効な方向かもしれない」

ということです。

次に気になるのは、「複数問題の類推の形成を促進するため」には、「どのレベルで抽象化するのが最適」なのか、という点です。

この点に関して著者はいくつかの例を挙げています。

一つは、交渉者に「一般性の高い」交渉原則(たとえば「価値は、創造できる」「交渉当事者の利害関係を理解することが重要である」など)を教えることの効用です。

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