意思決定の改善 23
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
意思決定改善方略の3つ目は、「判断バイアスの補正」です。
「バイアス補正(debiasing)とは、意思決定者の認知方略からバイアスを削減もしくは解消する手続きのことである。」
同書によると、米国の心理学者バルーク・フィシュホフは1982年に、賢明な判断を促進するための「4つのステップ」を提案しています。
「1 バイアスがかかる可能性がある局面で警告を出す。
2 バイアスがどの方向に作用するかを示す。
3 しかるべきフィードバックを提供する。
4 フィードバックやコーチング、その他 判断を改善するようなものは何でも取り入れた広範囲なトレーニング・プログラムを提供する。」
フィシュホフはまた、「バイアス除去は非常に難しいプロセスなので、人の態度変容等に関する心理学的な枠組みに則って、 念入りにモニターし指導されなければいけないと主張する。」
例えば、フィシュホフの「後知恵バイアス」に関する研究(1977)では、「バイアスが参加者に明確に説明され、それを回避するように指導されてもなお バイアスはなくならないことが示されている。」
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