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2026年1月 6日 (火)

意思決定の改善 24

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

対照的に、リチャード・P・ラリックは2004年の研究論文で、「人は訓練によってバイアスを克服できるという明るい見通しを提示している。」

ラリックはまた、「最も成功するバイアス補正方略は当該バイアスとその文脈に特化している傾向があるので、訓練と検証は密接に繋がっていなくてはならず、また時間的に近接していなければならない」と述べているそうです。

例えば、スコット・リヒテンシュタインとフィシュホフが1980年に行った「自信過剰バイアス」の研究報告では「意思決定者に個人に特化したフィードバックを集中的に与えれば判断の改善に一応の効果がある」とされますが、ラリックは「その効果は短期的なものにとどまる」とします。

「訓練がもたらすより広い効果について議論した論文」としては、例えばトーマス・ムスワイラーとフリッツ・ストラックとトーマス・ファイファー(2000年)やラリック(2004年)が、「単に『交渉相手が下す決定については何でも考慮に入れるように』と仕向けることで、自信過剰や後知恵やアンカー効果が減じられる」としたものがあります。

またジェニファー・ラーナーとフィリップ・E・テトロック(1999年)やラリック(2004年)は、「個人ではなく集団を使うこと、統計的思考の訓練をすること、自分の決定に責任を持たせること」で、「バイアスを部分的に補正できることを強調している」そうです。

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