意思決定の改善 34
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
バイアスを補正して意思決定を改善するための4番目の方略は「類比的推論」(analogical reasoning)です。
近年になって、バイアスの削減には類比的推論が非常に有効であることを示す研究がJ・ローウェンシュタイン 、 L・トンプソン、 D・ゲントナーらによって報告されています(1999,2000)。
これらの研究によりますと「ケースやシミュレーションや現実世界の経験から学ぶ時に、その学習で学ぶべきことを抽象的なレベルでつかむことができれば、ずっとうまく学び取ることが」できます。
逆の観点から言えば、例えば「交渉のシミュレーションで学習するとき、同じ教訓を含んだふたつの演習を課して、その後でそれぞれの演習で何を学んだかを別個に説明させても、あまり効果はない 」ということです。
では効果を上げるためにどうすれば良いかというと、「 同じふたつの演習を課して、そのふたつがどのように関連しているかを説明させると、バイアスの補正が格段に進む」のだそうです。
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