意思決定の改善 10 リニア・モデル 8
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
心理学者のロビン・ドーズが大学院入学者選考のために開発したリニア・モデルの例が紹介されています。
4人からなる入学者選考委員会が以下の3つの要因からどのようにして入学者選考の意思決定を下したかを体系的に分析。
(1)大学院進学適性試験の点数
(2)出身大学で取得したGPA(Grade Point Average:成績平均値)
(3)出身大学の質
さらに各変数の重み付けを使い384人の出願者に付与されるであろう点数の平均値を予測。
「その結果、そのモデルは入学者選考委員会が実際に合格とした出願者をひとりも外すことなく、全出願者の55%を選考対象から除外できた」
「加えて、合格して実際に入学した学生の入学後の成績予測ではリニア・モデルの精度が当の委員会を上回っていた」
「1971年のドーズの計算によれば、アメリカ国内の大学院での選考においてリニア・モデルを使用すれば、担当者の人件費換算で年間約1800万ドルの節約になる。入学者が大学院よりずっと多い学部の入学者選考や、企業の採用選考などで使用した場合の節約効果については推して知るべし」
「現在の物価水準と大学院出願者数に換算すると、今ではその額は軽く5億ドルを超えるであろう。」
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