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2025年12月24日 (水)

意思決定の改善 20

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

そしてオークション(会社の買収における価格決定)に関する実験、即ち、実際の金銭を使って20回の意思決定(買収金額のオファー)を行うという実験の結果はこうです。

「全米でもトップクラスのビジネススクールの学生からなる72人の実験参加者のうち、試行を重ねることで学習できたのは5人だけであった」。

「ここから得られる一般的な結論は、単に経験を重ねたりフィードバックを得たりするだけでは人は勝者の呪いを克服できないということである。」

「バイアスは意思決定者が経験を積めば無くすことができるという見解は妥当ではない」

事実、「実験参加者の大半は『会社の買収』実験の試行を何百回繰り返しても正解に到達できなかった。」

「このことは実際の投資家や不動産仲介者や医者やその他の多くの『専門家』集団の意思決定に広くバイアスが存在していることを示す」ものだ。

しかし一方で、「専門知識を獲得すれば意思決定のバイアスは回避もしくは削減される」とする見解がありますが、重要なことはこの「専門知識」の意味するところです。

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