(意思決定の改善 12) リニア・モデル 10
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
人材採用にリニア・モデルが活用されていない原因を形作る、皆さんもよくご存知の事象とは、そうです、認知バイアスです。そして、それをもたらすのが人は誰でも身につけている思考の近道、即ちヒューリスティックです。
同書ではこの点に関するヒューリスティックとして次の4つが挙げられています。①利用可能性、②感情、③代表性、④確証です。
それぞれ見て行きましょう。
①利用可能性ヒューリスティック
(思い出しやすいものほど発生頻度が高いと感じてしまう思考のクセ)
「面接担当者は、優秀な従業員が持っている特質を把握しているつもりかも知れないが、面接で得られる情報は全く不完全なものである。」
「従業員が特定の職位において、あるいは広く組織全体の中で成功するために必要な特性について、わざわざ手をかけて有用なデータを収集する会社はほとんどない。」
「そのため、マネジャーは応募者が成功に必要な資質を持っているか否かを見極めるに当たって直感に頼らざるを得ないのである。」
つまり面接官は応募者を面接して受ける印象から「思い浮かぶ」特質をその人に当てはめて判断してしまう、ということです。
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