意思決定の改善 22
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
ドーズは続けて、失敗経験からの学びは「命取りになることすらある」し、逆に
成功経験も「考えなしに学べば・・・否定的結果をも生む」と言っています。
筆者(ベイザーマンとムーア)は、「専門知識の獲得」が意思決定改善の「第二の方略」だとしています。
「専門知識」とは漫然とした経験知識の集積ではなく、「意思決定の戦略的概念化」であり、それを行う方法は「自己の意思決定プロセスを自覚し絶え間なく監視すること」です。
そしてそれを「進める最後の利点は知識の移転可能性に関係している」と言います。
例えば、「経験を積んだ意思決定者に成功の秘密を聞けば、彼らは型にはまったように、技能は自分の目で長年にわたって観察することで培われるものであって、そのような経験は教えられるものではないと主張する」が「専門知識を伴わない経験は知識を将来の世代に伝承する力が限られてしまう」と言います。
そして専門知識獲得(意思決定の戦略的概念化)の「鍵となる要素」は、数多く存在する「個人と集団のバイアスを回避することを学ぶこと」だとします。
それが意思決定改善の「第三の方略」です。
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今年も一年、「よしなしごと」にお付き合い頂きましてありがとうございました。
最近は人の書いた本の引用ばかりで(そうする理由は「1」に書きました)、自分の脳がかく汗の量が著しく減っているので、思考力が衰えて来ているような焦りも感じています(笑)。
やはり苦しくても頑張って、ない頭を振り絞るのが良いなぁと感じています(そこで来年は「考える」をテーマにしたいと思います)が、今の「意思決定の改善」には大切な意味がありますので、しばらくお付き合い下さい。
大切な意味があるのでは「よしなしごと」じゃないじゃないかと言われそうですが、単なる本の引用ではなく、それを私が理解する過程ですので、やはり「よしなしごと」です。
では、みなさんよいお年をお迎え下さい。




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