意思決定の改善 2
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
さて、この「行動意思決定論」では「意思決定の改善方略」として①決定分析ツールの使用②専門知識の獲得③判断バイアスの補正④類比的推論⑤外部者の視点に立つ⑥他者のバイアスを理解する、の6つを挙げています。
まず①「決定分析ツール」から見ていきますが、具体的に不動産事故防止にどのように当て嵌めることができるのかについても考えてみたいと思います。
同書によると「優れた意思決定が真に必要とされるときに、私たちは自動的かつ直感的には最適な意思決定を下すことはできない。それゆえ最適解に近づくことができるような意思決定手順を使うことは理にかなっている」(298頁)。
意思決定を直感(システム1)だけに頼る(直感に基づく判断を優先する)ことは危険なので、システム2を発動させてこのツールを使うこと、言わば構造化された思考プロセスを踏むことが必要であることに異論はないのではないでしょうか。
不動産売買の場面でも直感に従うことで多くの事故が起こって来ましたので、それを防ぐためにはこのツールが必要ですが、これまで構造化された「不動産売買意思決定手順」が示されたことはなかったのではないかと思います。




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