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2025年11月28日 (金)

意思決定の改善 2

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

さて、この「行動意思決定論」では「意思決定の改善方略」として①決定分析ツールの使用②専門知識の獲得③判断バイアスの補正④類比的推論⑤外部者の視点に立つ⑥他者のバイアスを理解する、の6つを挙げています。

まず①「決定分析ツール」から見ていきますが、具体的に不動産事故防止にどのように当て嵌めることができるのかについても考えてみたいと思います。

同書によると「優れた意思決定が真に必要とされるときに、私たちは自動的かつ直感的には最適な意思決定を下すことはできない。それゆえ最適解に近づくことができるような意思決定手順を使うことは理にかなっている」(298頁)。

意思決定を直感(システム1)だけに頼る(直感に基づく判断を優先する)ことは危険なので、システム2を発動させてこのツールを使うこと、言わば構造化された思考プロセスを踏むことが必要であることに異論はないのではないでしょうか。

不動産売買の場面でも直感に従うことで多くの事故が起こって来ましたので、それを防ぐためにはこのツールが必要ですが、これまで構造化された「不動産売買意思決定手順」が示されたことはなかったのではないかと思います。

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2025年11月27日 (木)

意思決定の改善 1

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

昨日までの「お悩み解決メソッドへの批判」には耳を傾けるべきところが少なからず有りますが、「よしなしごと」のそもそもの趣旨など理解が違うところも多く、反論の余地もかなりあります。

最も強く批判された、「人間関係の問題の原因は認知バイアスで、対処法は他人の意見を聞くことだ」という結論も、解決策の一つとして決して的外れではないと思いますが、理論的根拠を示しておらず、抽象的でもあるため「極めて一般的な結論」「行動変容を促すものでない」「説得力に欠ける」と言われても致し方ありません。

そして、認知バイアスへの対処は人間関係の問題だけでなく意思決定全般に共通しますし、不動産事故対策としても重要ですので、この点についての理論的な説明を考えてみたいと思います。

ある研究者が他の多くの研究者による膨大な研究成果を基に、この点を整理している書籍がありますので、それを参考にさせて頂くことにします。

マックス.H.ベイザーマン、ドン.A.ムーアの「行動意思決定論」(原題:Judgment in Managerial Decision Making、白桃書房)です。

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2025年11月26日 (水)

「お悩み解決メソッド」への批判 その4

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

4. 一貫性に欠ける
「人は自分を客観視できない」という仮説に対して最後で反論が加わる部分(「仮説自体が誤りである」という考え)が唐突で、文章の流れに違和感を覚えます。仮説の検証という観点では有益かもしれませんが、論理的に見て、一貫して問題を追い続ける姿勢が欠けているため、読者が混乱する恐れがあります。

5. 誇張された事例の使用
泥棒や詐欺師の例を持ち出す部分は、問題の本質からかけ離れており、実際の人間関係の問題とは異なる極端なケースを持ち込むことで、説得力を欠いています。極端な事例を例に挙げることで、本来のメッセージが不明確になり、読者に誤解を与えかねません。

全体的に、内容が非常に知的で深いところに踏み込んでいるのは素晴らしいのですが、あまりに複雑で抽象的な議論が多く、読者にとっては少し消化不良を起こすかもしれません。問題解決のためにはもっとシンプルで、実践的な方法が必要だと感じます。また、理論的な根拠を示すことで説得力が増すはずです。

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2025年11月25日 (火)

「お悩み解決メソッド」への批判 その3

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

この文章は、「人間関係の問題を解決する方法」について深く掘り下げようとする試みであり、心理学的なアプローチを取っていますが、いくつかの点で批判すべきところがあります。

1. 過度に複雑化された問題設定
文章全体で多くの仮説や理論が立てられていますが、その一つ一つがあまりに詳細で複雑に絡み合っています。問題設定があまりにも深掘りされすぎて、肝心な「解決法」がぼやけてしまっています。例えば、「システム1の働き」や「認知バイアス」といった概念が何度も繰り返され、読者にとっては理解が難しく、解決方法が見えにくくなっています。最初に掲げたテーマは「問題解決メソッド」であるにもかかわらず、メソッド自体の本質が後退している印象を受けます。

2. 主観的な仮説の多さ
仮説が多く立てられている一方で、それらがどれも「なぜ」を繰り返すだけの論理的な進展に欠けています。例えば、「人は自分を客観視しにくい」「自分に原因があると認めるのが怖い」という心理的メカニズムは、非常に興味深いですが、それに対する深い実証的根拠や具体的なデータがありません。著者の推測に基づく主観的な仮説が多く、論理的な信頼性が薄れてしまっています。

3. 明確な解決策が見えにくい
文章内では仮説が次々と立てられ、それに対する対処法も示されますが、最終的に何が解決策として最も効果的であるのかが不明確です。最終的に「他人の意見を聞くこと」が解決法として浮上しますが、それが一貫して示されたわけではなく、唐突に感じられる部分があります。読者にとっては、途中の仮説のどれが本当に重要で、どれが単なる考察に過ぎないのか、分かりにくいです。

つづく

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2025年11月21日 (金)

「お悩み解決メソッド」への批判 その2

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

この「お悩み解決メソッド」は、人間関係の困難さが「自分に原因があると思わないこと」にあるとし、その背景にシステム1の働きや認知バイアスといった要因を分析している点は評価できます。しかし、その論理構成や結論にはいくつかの疑問点があります。

まず、人間関係の問題の原因を考察する際に、「泥棒に入られた側、騙された側にも原因がある」といった過度に極端な事例を持ち出したことは、筆者自身も認めているように、議論を不必要に道徳的・倫理的な側面へ引きずり込み、問題の本質から乖離させています。

また、複数の仮説を立てる過程で、途中で「仮説自体が誤りである」や「問題設定が問題だった」と自己否定的な見解を提示する「一人ディベート」のスタイルは、思考の柔軟性を示すものの、論旨が一貫せず、読者に混乱を与える可能性があります。

最も批判的な点は、複雑な人間心理や進化的な背景まで掘り下げて分析したにもかかわらず、最終的な結論として、全ての原因を「認知バイアスで一括りにできる」とし 、対処法が「他人の意見を聞くこと(聞く耳を持つこと)」という、極めて一般的な提言に落ち着いていることです。

緻密な分析プロセスを経たにもかかわらず、「思えない」を「思いにくい」に言い換える工夫だけで、解決策が具体的な行動変容を促すものに昇華されていないため、分析の深さと結論の単純さが釣り合っていない印象を受けます。

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2025年11月20日 (木)

「お悩み解決メソッド」への批判 その1

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

提示された「お悩み解決メソッド」は、問題解決のための内省を促す試みとして評価できますが、そのロジック展開には飛躍と混乱が見られ、最終的な提言の新規性・実践可能性にも疑問が残ります。

まず、論点が頻繁にブレる点が指摘されます。「自分に原因があると思わないこと」を問題と設定しながら、「なぜ自分自身に原因があると思えないのか」という「できない」ことへの原因分析に過度に固執し、議論を難解にしています。結果、当初の「仮説自体が誤り」という自己否定に陥り、分析の労力が無駄になっています。

次に、「泥棒/詐欺師」の例は論理的な誤謬を招いています。被害者に「原因」を求める議論は、原因分析と責任論の混同であり、アドラー心理学の「課題の分離」の原則にも反する不適切な極論です。

最終的に「人間関係の問題は自分にも原因があるのではないかとおのれを振り返ってみることが解決の第一歩である」という結論に至りますが、これは極めて一般的な精神論であり、長大な分析の末にたどり着いた結論としては深みに欠けます。

また、「他人の意見を聞くこと」が最も効果的という対処法も、このメソッドの本質であるはずの「自己分析」を放棄し、他者依存を促すという点で、一貫性を欠いています。

一連の思考過程は「一人ディベート」の試みとして興味深いものの、問題解決メソッドとしての構造的な欠陥が目立ちます。

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2025年11月19日 (水)

お悩み解決メソッド その7

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

次に、人が自分自身を客観視「しにくい」原因(「しにくい」とはどういうことか)についてこんな仮説を立ててみました(「できない」原因仮説の応用)。

1 身体構造的に自分自身で自分の身体の全貌を目視することがしにくいように、精神構造的にも人は自分の内面を自分自身で観察することをしにくく造られている

2 人は危険や欠陥を実際以上に強く感じることで自分の身を守って来たため、自分のことを自分で観察すると自分の持つ危険性や欠陥も過大に感じてしまうことから、自分で自分を観察することには苦痛を伴い控え勝ちになってしまう

3 脳が本人に都合よく情報を変換してしまうため、自分のことを反省する機会が自ずと少なくなってしまう

4 人は集団で生活する存在であり、各個体の持つ危険性や欠陥は自分で気付く前に他の個体が察知し排除することで集団の安全を守って来た

5 しにくいというより、する必要がない

・・・それぞれ突っ込みどころは有りますが、乱暴に結論付ければ認知バイアスで一括りにできるのではないでしょうか。そしてその対処法として最も簡単で効果的なのは、他人の意見を聞くこと(聞く耳を持つこと)です。

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2025年11月18日 (火)

お悩み解決メソッド その6

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

(人間関係の改善を妨げる要素として)「自分に原因があると思わない」を、さらにその原因として 「自分を客観視しない」を挙げ、それらの原因について、「◯◯できない」にこだわり過ぎて問題の本質を見失いかけました。

しかし、「◯◯しにくい」という状態があることに気づきました。そう考えれば原因を考えて対処することも可能になるはずです。

そこで「しにくい」の原因を(これまでの発想にならって)考え、さらに、その対処方法を考えてみます。

【自分に原因があると考えにくい原因】

1 システム1の働きで、人間関係のもつれ、こじれを直感的に自分に対する攻撃・脅威と感じて防御しなければならないと判断し、認知バイアスを招き勝ちだから

その対処法:認知バイアスを外すために自分を客観視する、他人の意見を聞く

2 自分に落ち度があることを認めるのが怖いから(内心では自分にも原因がある可能性に気がついてはいる)

その対処法:勇気を持って自分にも原因がないかを考えてみる(他人に指摘されるより心理的ストレスは少ない筈である)

つづく

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2025年11月17日 (月)

お悩み解決メソッド その5

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

「問題設定が問題だった」といいましたが、よくよく考えてみると、問題設定(問題事実の正確な把握)には特段問題はありませんでした。

(人間関係の問題について)「自分自身にも原因があると思わないこと」を問題点(問題解決の障害となる事実)として把握することが正確性を欠いているとは言えないと思います。

ただ、そこからなぜか一足飛びに、人は自分に原因があると「思えない」ことが問題点だ、と命題がすり替わってしまったことから、その先がおかしなことになってしまっただけです。

それがなければ「思えないから」は「思わないこと」の原因の一つ(選択肢)として挙げられたはずで、そうであれば、その選択肢に必要以上に固執する(それを人の習性のように「決めつけて問題を難しくする」)ことがなくなり、現実的な結論を導き易くなったのではないかと思います。

つまり、思えないのは人の本性だと考えてしまうと、それを解決するのはとても厄介なことになりますが、そうではなくて、思うか思わないかを人は選択できると考えれば、その選択肢を取らない原因を考えることで問題は解決できるはずです。

そして、その原因の検討は、これまでの検討過程でほぼ行われていました。

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2025年11月14日 (金)

お悩み解決メソッド その4

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

「仮説」に色々と理屈をつけてみました(一人ブレスト?)が、仮説を疑う仮説も立ち(反対意見)ました(一人ディベート?)。

すると「仮説自体が誤りである」という立場が勝っているようにも思えて来ました。

つまり、「人は自分自身の言動や性質を客観的に観察することができない」という仮説が誤りなのではないかということです。

そうなるとそもそもその前段の「人は人間関係の問題において自分に原因があると思わない」という問題設定が間違いなのではないかという疑いに繋がります。

確かに自分にも問題がある、原因があると考えないと人間関係の問題の解決は難しくなりますが、これは単に、そのように考えれば良いというだけのことで、人は全てそのように考えることはできないと決めつけて問題を難しくする必要はなかったのではないかということです。

むしろ単純に、「人間関係の問題は自分にも原因があるのではないかとおのれを振り返ってみることが解決の第一歩である」と言えば良かっただけでは?ということです。

しかし、それができないところが問題であることも確かです。つまり、問題設定のしかたが問題だった訳です。

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2025年11月13日 (木)

お悩み解決メソッド その3

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

次に、立てた仮説を「なぜ」と深掘りします。

◆仮説1への質問 なぜシステム1によって直感的に判断してしまうのか

→仮説1-1 多くの情報を素早く処理しなければ生き残ってこられなかった人類が進化の過程で身につけて来たものだから。

◆仮説2への質問 なぜ自分に落ち度があることを認めるのは怖いのか

→仮説2-1 失敗全般を恐れる気持ちと同じ

◆仮説3への質問 なぜ人は自分自身のことを客観的に観察することができないのか。

→仮説3-1 身体構造的に自分で自分の全貌を目視することができないように、人はそもそも自分のことを観察するようには造られてはいないから

仮説3-2 人は危険や欠陥を必要以上に強く感じることで自分の身を守って来たため、自分のことを観察出来てしまうと自分の持つ危険性や欠陥も過大に感じてしまい、とても耐えられないから

仮説3-3 脳が本人に都合よく情報を変換してしまうから

仮説3-4 人間が自らの生命身体を守るためには自分のことを客観「視」するのでなく、身体的に直接感じることが最も効率的だから

仮説3-5 人は集団で生きる動物だから(自分のことは他の個体から情報を得ることができるから)

仮説3-6 その必要がないから

仮説3-7 その習慣がないから

仮説3-8 そもそもこの仮説(人は自分を客観視できない)が間違いである

・・・

これは「一人ブレスト」でなく「一人ディベート」と考えて(準備は全くしていませんが)勝者を決めたくなって来ました(*^^*)

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2025年11月12日 (水)

お悩み解決メソッド その2

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

さて、(泥棒や詐欺師の例は過度な誇張で問題の本質からかえって離れてしまったかも知れませんが)人間関係の悩みの解決のために問題解決メソッドを使ってみましょう。

1 問題は何か(問題事実の正確な把握)

→当事者がそれを自分の問題だと思わない(自分自身にも原因があると思わない)こと

2 それが何故問題なのか(問題である理由の考察)

→原因(真因)をつかまなければ問題が解決できないから

3 どうして自分自身に原因があると思えないのか(問題が生じる原因・真因の分析)

→(仮説1)システム1の働きで、直感的に自分に対する攻撃・脅威であって防御しなければならないと判断するから。言わば「対人防御ヒューリスティック」を用い、それが「認知バイアス」(思考の偏り=「自分には原因がない」と思い込む)を引き起こすから。

(仮説2)自分に落ち度があることを認めるのが怖いから(内心では自分にも原因がある可能性に気がついてはいる)

(仮説3)そもそも人は自分自身の言動や性質を客観的に観察することができないから

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2025年11月11日 (火)

お悩み解決メソッド その1

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

人の悩みは全て人間関係の悩みである、と心理学者のアルフレッド・アドラーは言ったそうですが、この悩みの解消にも例の「問題解決メソッド」が役に立ちます。

人間関係の問題の解決が難しい理由の一つに、人は誰でも自分自身のことが分かっていない、ということがあると思います。自分の言動や特質を客観的に観察することが出来ない、あるいはすることに抵抗を感じるということです。

そのため人間関係がこじれた時には誰でも、「相手が悪い(自分は悪くない)」と思ってしまう訳です。

もっと正確な言葉で言えば、原因が相手だけにあり、自分に原因はないと考えるということです。それは自分のことを客観的に観察することが出来ないからです。

誰でも人は自分が主役で自分が正義なのです。被害者からすれば「悪」でしかない泥棒や詐欺師でさえ、彼らなりの正義があるのです。

そうなる理由はともかく、問題の原因が当事者の一方にしかないということは殆どないと思います。泥棒に入られた側、騙された側にも原因があると考えることは、正義に反するかも知れませんがあながち否定も出来ないと思います。

つづく

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2025年11月10日 (月)

フクダリーガルの価値創出 その4

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

一度創出された新しい価値も、創出された瞬間に新しいものではなくなります。更にそこから新しい価値を生み出そうとする姿勢もフクダリーガルの価値創出の特徴です。

ICT部門(情報システム部)が構築している様々な業務自動化システムも、常に改革・改善が続けられています。

例えば、月末に集中しがちな不動産取引(決済実行)の迅速な実施のために開発されたある自動化システムでは、大規模事務所ならではの大規模データの処理を、短時間での多数並列処理を可能とする独自システムの開発によって高速化し続けています。

これにより、月末朝の超繁忙な時間帯でも短時間で処理が終えられるよう改善されました。

具体的には下記の数値データが示されています。

【改善前(500件(物件数)/30分)】
 処理速度(件/分):16.67件/分
 1件あたりの平均時間:3.6秒

【改善後(1500件(物件数)/15分)】
 処理速度(件/分):100件/分(改善前の約6倍)
 1件あたりの平均時間:0.6秒(改善前の約6分の1)」

今後もさらなる改革=新しい価値の創出が続けられて行きます。

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2025年11月 7日 (金)

フクダリーガルの価値創出 その3

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

フクダリーガルでは日常業務の問題は現場のメンバーが主体的にシステムを作って解決する文化があります。

そして、そのためのツールとして従来は既存のアプリケーション(主にエクセルやスプレッドシート等の表計算ソフト)の活用が中心でしたが、最近では選択肢が広がり、ノーコード開発ツールを使ったアプリ開発が増えています。

その種類には次のようなものがあります。

◆予実管理(予算・売上の管理)
◆採用管理(求職者の人事データ)
◆顧客カルテ(様々な顧客情報の記録・共有)
◆授受簿(申請に関わって発受信した郵便物の一覧)
◆人事評価(上長による評価の記録・共有)
◆面談管理(上長による面談の記録
◆進捗管理(特定顧客との情報連携と進捗管理)
◆赤レタパ管理(完了書類お届けのレターパックの追跡データを、しかるべき日数が経過した後に自動でPDF化し保存 配達証明郵便の配達証明はがきに代わる機能)

こういったアプリを開発・利用するメリットをイノベーション・セクション担当者は次のように言っています。

◆入力形式の統一
◆データの紐づけや集計など情報を自動で引用
◆リアルタイム共有
◆最新情報でのグラフ化
◆レコードやフィールド単位の詳細な権限設定
◆データの属人化防止


つづく

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2025年11月 6日 (木)

フクダリーガルの価値創出 その2

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

①登記申請の面②取引の円滑化の面でこれまでフクダリーガルが創出して来た新しい価値には次のようなものがあります。

◆ICT(ロボット=RPA等)による業務の自動化
・数千件に及ぶ登録免許税納付の自動化
・登記完了後の登記事項証明請求の自動化
・登記簿の決済直前の確認の自動化・高速化
・未失効証明取得の自動化・高速化

◆登記依頼者の負荷・ストレス低減の仕組み構築
登記済書類の受領確認のデジタル化
(QRコードから専用サイトへアクセスし、必要事項を入力・送信)

◆金融機関・不動産会社の生産性向上の仕組み構築
・登記済書類授受のとりまとめ・連携構築
・担保抹消書類の弁済前の一括お預かりの仕組み構築
・融資の電子契約化に向けたアドバイス
・本人確認(eKYCなど)の取り組み、非立会に向けたアドバイス
・司法書士との情報授受・共有を高速化・効率化するシステムの構築

◆金融機関のマーケティング支援
・新規ローン商品組成時の業務アドバイス
・新規ローン商品展開時の営業支援

◆顧客企業の知見向上支援、営業支援
・各クライアントごとの研修の実施
・クライアントのニーズに併せたマッチング(不動産会社と金融機関など)

まだまだあります。

つづく

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2025年11月 5日 (水)

フクダリーガルの価値創出 その1

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

私達司法書士の、不動産売買に関わる仕事の中心は①登記申請の代理、②当事者及び関係者の取引手続の進行管理・促進、③取引の「実体的安全性」の確保(事故の防止)の3つであると言ってよいと思います。

私達フクダリーガルはこれら全ての面において、多くの「価値創出」を行って来ました。「価値創出」とは、前例のない新しい手段で問題を解決することです。

代表的なものはもちろん「新・中間省略登記」です。

また、現在執筆中の書籍で展開している「不動産リスク防止メソッド」(今夜の東京司法書士会文京支部主催のセミナーのテーマ)もやはり「価値創出」です。

この2つは主に上記の③の側面に関するものです。

もちろん①と②の側面に関する価値創造も沢山行ってきていますが、それを行ってきた皆さん自身があまりそれが価値創造であり、クリエイティブな仕事なんだということを意識していないような気がします。

そこで、①と②の場面でのフクダリーガルの価値創造に何があるのか(先日の会社説明会では参加者の皆さんにお話ししましたが)今朝の月次全体朝礼でお話したいと考えています。

皆さんにも是非何があるか考えてもらいたいと思います。

つづく

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2025年11月 4日 (火)

未知の問題はどう解決するか その15

(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

問題解決メソッド(手順)の実践例をお示ししているうちに、そこで扱った素材そのものへ興味が移ってしまいました(それに関してはまたここで考えていきたいと思います)。

メソッド自体は、先月の朝礼でもお伝えしていますので、理屈は多少なりともご理解頂けたものと思いますし、私自身の実践例が理解を促進することを期待しています。

あとはこれを皆さん自身の問題解決に役立てて頂くだけです。

このメソッドは皆さんが抱える殆ど全ての問題、つまり公私の課題や悩み、不安等の解決に役立つものだと思っています。

例えば、心理学者アルフレッド・アドラーが「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」と言ったように、対人関係の悩みを持っている方は多いと思いますが、これを解決するためにも、役に立ちます。

例えば第一工程の、「問題を正確に捉える」だけで、問題が解決する(悩みがなくなる)方もいると思います。

それほど多くの方は自分の課題や悩みの正体を正確につかんでいない、つまり、漠然とした幻想に悩まされているに過ぎないのではないかと思います。

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」です。もっとも、正体を見るのが存外大変なのですが。

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