未知の問題はどう解決するか その7
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
考えることが楽しくない原因について仮説を多数立てましたが、あくまでも仮説です。仮説とは「例えばこうじゃないか」という勝手な推測に基づいて立てているに過ぎないものですから、問題解決にすぐに結びつくとは限りません。
問題解決のためにはそれらの仮説をさらに掘り下げて問題の本質に迫る必要があります。一つ一つさらなる仮説を積み重ねます。
1 人にやらされるから、楽しくない
①なぜやらされると楽しくないのか
→人は自分の意思で行動したときに喜びを感じる
②なぜやらされることに抵抗しないのか
→人に言われたままにやっていた方が楽だから。楽しくなくても楽な方が良いから。
2 暗記した知識で解くだけで良いのにそれ以上のことをするのは苦痛だから、楽しくない
→なぜ暗記による知識で解決できれば良いのか
①「問題」とはそういうもの、つまり学校の試験や受験の問題のように、暗記した知識で解決できる
②世の中には知識だけでは解決できない問題もあるが、それは(自分で)解決できなくても良い
3 好きじゃないから、楽しくない
→なぜ好きじゃないのか
→考えても良いことがあったことがないから。考える前に動いても結果は必ず、しかも早く出る。失敗するかもしれないが、考えても失敗することはある。
つづく
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