未知の問題はどう解決するか その1
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
AIとの付き合い方を考えると、むしろ人間との付き合い方を学ぶことになります。
未知の問題への取り組み方についても、AIとの付き合い方との比較から学ぶことができます。
先日、知人の人間関係トラブルにまつわる、ある未知の問題に直面し、その解決方法を考える機会がありました。しかし、私が行った最初のアドバイスは的確とは言い難いものでした。後で修正はしましたが、判断の手順を間違えていたのです。
後で冷静に考えればそこに気がつくのですが、その時点ではまさしく「システム1」の働きで、迅速ではありますが時にバイアスにとらわれた判断をしてしまうことになります。その時の私の判断がそれでした。
ここでその失敗を振り返り、未知の問題の解決手順を改めて考えてみたいと思います。
但し、題材は最近問題になっている野生の熊の例を使います。熊への対処も私にとっては未知の問題への対処に他なりません。
未知の問題に対しては考え方の糸口すら見えない気がすることが多く、生成AIに頼ろうとすることがあると思います。
AIに頼ること自体は悪いことではないのですが、問題はその手順です。
つづく
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