AIに書かせてどうだったか その5
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
「タイパはアウトプット偏重で完成 インプット&プロセシングは整っているのに、最後の“止める勇気”の運用基準が人依存」。意味不明ですね。こうなってしまったのはもちろん指図が悪かったからです。
今回の指図の問題は単に字数制限を設けただけだったことです。字数制限のため詳しく書けず、こんな分かりにくいものになりました。
指図が重要なのは人の場合も同じです。人の場合はえてして「言わなくても察する」ことを期待しがちです。しかし、それは指図をする側とされる側に常に「同じものが見えている」という「幻想」に過ぎません。
AIの場合と同様、人に対しても明確で誤解の余地のない指図(プロンプト)を与える必要があるのです。
たとえば、「◯◯字以内に収めて欲しい。もし項目数が多くなり過ぎて一つ一つの説明が分かりにくくなるようなら適宜項目数を減らしてわかりやすくして」という指図は、人の場合はありがちですが、AIの場合はそういう指図の仕方はしないでしょう。「字数制限◯◯字以内、項目数◯項目以内」という指図です。
つづく
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