AIに書かせてどうだったか その6
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
人に対する業務指示を昨日の例の「説明が分かりにくくなるようなら適宜項目数を減らしてわかりやすくして」のようなふわっとした表現で行うことは、ありがちではないでしょうか。
しかし人に対する指図の場合も、基本的にはAIに対するプロンプトと同様、「項目数◯項目」のように一義的に明確な指図の仕方をすべきです。
指図する側には項目数や分かりやすさの基準があるはずですが(それがない場合、それはそれで問題です)、指図を受ける側も同じ基準を持っているとは限りません。
反復継続されるルーティン業務ならともかく、そうでない場合は基準を明確に示す必要があります。
AIやロボットに対する指図の仕方(プロンプト)が不適切だと、成果物も不適切なものになるという認識は誰でも持っていると思います。
しかし、人に対してはなぜかこういう認識がなく、自分が考える基準通りの成果物が出来て来ずトラブルになることも少なくありません。
人間関係でも全く同じことが言えます。お互いに同じ基準を持っていると勝手に思い込んでいるため、それと違う対応をされることで関係がこじれて行くのです。
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