AIに書かせてどうだったか その4
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
「バイアスは個人だけの問題じゃない」というのも誤解を招く表現だと思います。不動産売買リスクの除去方略を検討していますと、第三者や組織の関与がリスク要因としてのバイアスを強める働きをすることがあることがよくわかります。しかし、バイアスにとらわれるのはあくまでも個人であり、対処の直接の対象となるのは個人だけです。そこを履き違えないようにしないと対処方法を誤ることにもなりかねません。
「“環境バイアス”」も意味不明です。例として「時間制約/利害対立/情報の非対称」「納期、上下関係、他社カルチャ」を挙げていますし、これらを総じて「構造的圧力」と言っています。こういった外部要因がバイアスの強化要因になる可能性があることは間違いありませんが、これらがバイアスの発生原因となるのではありません。
認知バイアスは、あくまでも人間の意思決定過程に内在する「系統的エラー」なのです。
だからこそ、その存在に自ら気づくことが重要なのです。これは、人のあらゆる営みに関係してくる重要な要素なのではないか、と最近は考えています。
その考えに基づく一つの提案を、今朝の月次朝礼で行おうと考えています。
つづく
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