未知の問題はどう解決するか その14
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
考えることが楽しくない原因について、「こうではないか」と勝手な推測をして(「仮説」を立てて)、更にその原因を掘り下げました。
これは、人の意見を聞く前に行うべき「思考訓練」であり、推測(仮説)に客観性を与える(正解を導く)ものではありません。
仮説を実証し問題を解決するためには、原因の掘り下げに客観的な証拠を用意する必要があります。調査・統計・実験によって裏付けを取るのです。
今回の「1人ワークショップ」による原因の掘り下げはあくまでもシミュレーションです。
しかしこのシミュレーションそのものからも思考の整理や発見など様々な収穫があります。
いくつかの仮説に共通の「原因」が見つかったのもその一つです。
例えば「必要ないから」。考える必要がない、楽しむ必要がない、そもそも問題を自分で解決する必要がない。だから、考えない、楽しまない、問題を自分で解決しない。
このシミュレーションは脳が裏でやっていることではないか、という推測もそうです。これは恐らく私だけではなく、ヒトの脳の普通の働きなのではないかという。
つづく




最近のコメント