実務家は科学者から何を得るのか の続き
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
もう少し具体的にご説明しましょう。
不動産取引における事件・事故の原因を考えていると、(後知恵で)なぜそんな失敗を犯してしまうのかと誰でも思う訳です。それで少し調べると認知心理学の研究成果として「認知バイアス」というものがあることがわかります。
認知バイアスは「認知のゆがみ」などと言われ、私達の日常の様々な場面で見られるものなのですが、なぜそのようなことが起こるのか、さらに調べると「二重過程(プロセス)理論」というものにたどり着きます。
これは、人の意思決定システムは、直感的(時に無自覚)に判断を行う「システム1」と、自覚的に論理的判断を行う「システム2」からなっていて、日常的な大半の意思決定はシステム1が行っているが、場合によってはシステム2が出てくるというものです。
システム1で意思決定しないととても日常生活を送ることはできず、大体その判断は間違っていないのですが、時々間違えます。これが認知バイアスです。
ただ、このエラーは系統的で予測できるものなので防ぐことができるはずです。
| 固定リンク | 0




コメント