実務家は科学者から何を得るのか その3
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
認知バイアスを避けるために科学者達が教える方略はここでも紹介しますし、執筆中の「教科書」も修正したいと考えています。
もちろん私なりにバイアスを防ぐ方法を考え、研修や講演で発信し、教科書にも書きましたが、これらの研究成果によってより科学的な説得力のあるものになると思います。
その理解を助けるのが、システム1/システム2の知識です。
現代人は、多くの判断を直感的なシステム1に任せ、その感覚に自信を抱きがちですが、それがいかに危ういかを知る必要があります。
皆さんもよく知っている例で説明します。
両端に矢じりを付けた2本の直線の図形―一方は外向き、もう一方は内向きの矢じりです。どちらも直線の長さは同じですが、多くの人は長さが異なると感じます。
これが、システム1が引き起こす典型的な錯覚=バイアスです。
この時、直線部分に定規を当てて測るのがシステム2の働きです。
正解を知らなければバイアスが働いていることに気づきませんし定規で図ろうともしません。
ここにバイアス防止のためのヒントがあります。
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