不動産取引において事件・事故を引き起こすもう一人の登場人物 その7
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
数十億円規模の取引では決済はセレモニー型(全ての安全確認を事前に完了させる)にしなければなりません。これは司法書士だけでなく、関係当事者全ての共通認識でなければなりません。
にも関わらず、実際にはそうならないことがあります(今回の事例のように当日初めて確認する書類があるなど)。なぜでしょうか。
一つには地面師のように、そうならないように仕向けて来る当事者がいる場合です。
もう一つは当事者間での共通認識ができていない場合です(何らかの事情で事前の確認ができていないにも関わらず当日の決済を迎える)。
いずれの場合でも(特に大型の案件)決済を行ってはなりません。
しかし、行ってはならないことが行われ、大きな事件・事故を引き起こしてしまうことがあります。
そうなってしまう原因の一つが、前述した「当事者との関係性」なのです。
それは、決済の席上で高圧的な態度を取られるといった表面的なことではなく、その背景にある依頼者と司法書士との関係の構造的な問題です。
つづく
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