不動産取引において事件・事故を引き起こすもう一人の登場人物 その5
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
事件事故を防げなかった原因が当事者との関係性にあることがあります。
例えば、当事者から高圧的な態度で確認行為を制止される(「地面師たち」にも描かれています)という状況に陥ることは、相手が地面師でなくても起こり得ます。
ここであえて「状況に陥る」と書いたのは、高圧的に制止されるには、何らかの原因があることが多いからです。
そしてその原因は、必ずしも相手がやましい意図を持っているからとは限りません。むしろ、自分自身がそうした状況を招いているとしたら 。
想像してみましょう。あなたは、数十億円規模の取引で、最終段階にあたる決済(売買代金の支払と不動産の引き渡し)に臨んでいます。
その場には、不動産会社の関係者に加え、双方の金融機関や仲介事業者など、多くの関係者が同席しており、全員が無事に決済が完了することを当然の前提としています。
そんな中、あなたが初めて目にする書類に不審な点を見つけたとしたら、それをその場で指摘し、決済の流れを止めることができますか?
つづく
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