人を責める前に、自分の伝え方を省みる
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
誰かが思った通りに動いてくれないとき、「相手が悪い」と感じてしまうことは、誰にでもあると思います。
例えば、頼んだ仕事の結果がイマイチだったり、提案をうまく理解してもらえなかったりしたとき、「使えないな」とか「この人ちょっとズレてるな」と、つい相手のせいにしてしまう。
私も、ついついそう考えてしまうことがあります。
けれど後になって考えると、自分の伝え方や依頼の仕方にも落ち度があったと気づくことも多いのです。電話だけで済ませていたとか、説明を文書にしていなかったとか、前提を共有していなかったとか。
にもかかわらず、「あの人が悪い」と思い込んでしまうのは、「確証バイアス」という心のクセかもしれません。いったん相手を「こういう人」だと決めつけると、それを裏づける材料ばかりが目につく。
認知バイアスは「ある特定の状況で決まって起こる系統的なエラー」で、誰でも陥りやすいものです。ですから、「特定の状況下」で「意図的に反対のことを考える」ことでバイアスを排除する努力が必要になります。
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