挨拶とは、キャッチボールのようなもの その1
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
挨拶というと、「おはようございます」「こんにちは」といった言葉を思い浮かべます。
でも、実際にはそれだけが挨拶ではありません。
会釈、軽くうなずく、目を合わせてニッと笑う、目礼する──そんな言葉を伴わない「動作だけの挨拶」もあります。
言葉がなくても、「あなたがそこにいることを認識しています」という意思が伝われば、それは立派な挨拶になります。
むしろ、言葉だけで済ませる形式的な挨拶より、目線や間(ま)のある会釈の方が、丁寧に感じられることすらあります。
その一瞬に、意識と温度がちゃんと込められていれば、挨拶は成立する。
言葉かどうかは、本質的な問題ではないのかもしれません。
挨拶って、つくづくキャッチボールに似ていると思います。
相手が投げた力加減や距離感に応じて、こちらもそれに見合った形で返す。
言葉か動作かよりも、その呼吸が合っているかどうかの方が、よほど大切に思えます。
ただし、挨拶がうまく通じたと感じられる場合と、どこかモヤモヤしたものが残る場合があるのも事実です。
つづく
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