「忙しい時に済みません」と「遅い時間に済みません」 その1
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
どちらも社内のチャットで時々見かけます。
どちらも「クッション言葉」として使われていると思います。
「クッション言葉は挨拶」だと以前本欄で書きました(2024年1月24日)。
しかし、この2つの言葉には、単なる挨拶以上の意図が込められることがあります。
【忙しい時に済みません】
「お忙しいところ恐縮ですが、どうしてもお伝えしたい/お願いしたいことがあります」という、相手の状況への理解と、それでもなお連絡する必要があるという緊急性や重要性を伝える意図です。
多くの場合、相手も「なるほど、それなら仕方ない」と受け止めやすいでしょう。
【遅い時間に済みません】
こちらはいくつか考えられます。
1 相手への配慮と緊急性: 「遅い時間で申し訳ないが、緊急の用件なので今連絡する必要がある」という意図。
この場合、相手は「それほど緊急なら電話の方が良いのでは?」と感じる可能性もあります。メールやチャットだと、緊急性が伝わりにくく、かえって「なぜ今?」と思わせてしまうかも。
つづく
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