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2025年5月 8日 (木)

本質をつかむ習慣 その2

(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

あなたは、何かの問題に直面した時に、発生した問題の表層だけでなく深層を「捉えようと」することができるでしょうか(能動的思考ができるのか、ということです)。

深層を捉えようとする動機が働かなければ当然問題の本質に至らず、根の深い問題を根本的に解決することはできません。動機を働かせる条件は、問題を根本的に解決しようとする高い意識があることです。つまり、問題の根本的解決が、問題の本質を掴む必要性の根拠(目的)なのです。

問題の本質を掴む必要性がある場合の2つ目の例は、大多数の人々が問題意識を持たずに「スルー」している事柄に、自分だけが問題を感じた時です。現状全く問題が発生していない(ように見える)ことでも、自分が問題だと思うなら指摘すべきです。

そして、3つ目が、自分自身が「スルー」していることに問題がある時です。しかし自分が問題と思っていないことに問題を見出すのは通常は不可能です。

たいていは第三者からの指摘によって気付かされるのですが、自分で気づく場合がないわけでは有りません。

(つづく)

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