私達の仕事に創造性は必要なのか その1
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
私達の日常の仕事の中心は、言うまでもなく「登記」です。では「登記」という仕事において、「創造性」は必要不可欠な要素なのでしょうか。この問いに対する私の答えは、明確に「必要である」というものです。
しかし一方で私のこの回答に疑問を感じる方もいらっしゃるのではないかと思います。
「登記」という仕事のどこに「創造性」などという要素が入り込む余地があるのか、という疑問です。
一般的に「創造性」が語られるのは、例えば芸術家に求められる、唯一無二の特殊な能力としてです。
芸術には絵画・彫刻・写真などの視覚芸術、演劇・音楽・舞踊などの舞台芸術、小説・詩歌・戯曲などの言語芸術から映画・アニメなどの総合芸術まで幅広い分野があり、そこでの創造性は私達とは違う、特別な方達だけが発揮できるものに思えます。
しかし、それは私が考える「創造性」とは異なる、あまりに限定的な捉え方です。
私が考える「創造性」とは決して特別な才能ではありません。
それはこれまでの議論で強調して来たあるものと同義です。
(つづく)
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