本質をつかむ習慣 その3
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
自分自身が「スルー」している(問題があると思っていない)ことに実は問題があったと、他人からの指摘で気が付くということは珍しいことではありませんが、自分自身で気付くことも、ないわけではありません。
私の場合は自分の意見や判断を一晩「寝かせて」おくと「いやそうじゃない」という考えが浮かぶことはよくあります。
物事には様々な側面がありますから、本来意見や判断を固める前には、物事を多面的に検討してバイアスがかからないようにすることが理想的です。
しかし人は横着ですので近道をして意見や判断を固めようとします(ヒューリスティック)。
そこで、直ぐに意見や判断の結論を出さず、一晩「寝かせて」おくことで、脳が勝手に多面的な検討をして、バイアスを修正してくれることがあるのだと思います。
もちろん「一晩寝かせ」なくても、無意識のうちに思考が進み、あるいは整理されて新しい発想が湧いてくることはあります。
また、意識して思考を進めるための行動を取ることもできますし、指摘してくれる他人も多様化しています。
(つづく)
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