「能動的思考」の実践例その10
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
(反論への反論のつづき)
4 AIへの苛立ちと認知バイアスについて
AIへの苛立ちの原因が複合的であること、そしてそれが認知バイアスと「似ている」構造を持つ場合がある、というアナロジーとして述べられている点、理解しました。
原因を個人の内面にのみ帰属させているわけではない、という意図も承知いたしました。
AIとの対話を通じて、自身の思考プロセス(例えば、早急に結論づけたり、一面的な見方に固執したりしていないか)を客観視するきっかけになり得る、という指摘は興味深い視点です。
ただ、「それに気付くきっかけになれば良い」という結び方が、読者によっては、やはり「AIへの苛立ちを感じるのは、自分にバイアスがあるからだ」という内面化を促すように解釈される可能性も残るのではないか、と感じました。
(つづく)
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