能動的思考を能動的に思考する
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
◆検証の欠如
能動的思考は主観的なもの(自分の経験からの発想)でありその重要性について客観的・科学的な検証がされていない(既述)。
◆負の側面
能動的思考には人を疑う行為を伴うのがその一例である。これは人と人との信頼関係の否定につながりかねず、楽しいことではない。
むしろそんなことをしない方が波風立たず平穏無事に生きて行ける。
※ 人を信じるだけで生きて行ければそれに越したことはないが、残念ながらそれでは現代社会を生き抜いていけないのも事実である。
◆過剰性
全ての問題についてこれを用いる必要はない。人々が日常を生きるとは、日々遭遇する大小様々な問題を解決することでもあるが、その全てに能動的思考を働かせることは不可能だし不必要。
◆因みに
問題には思考を働かせてじっくり解決するものと、直感で素早く解決するものとがある。能動的思考が発動されるのはもちろん前者である。
後者の問題解決は無意識の問題解決システムによって迅速・簡便に行われる。そうでなければ情報にあふれた現代社会を生きて行くことはできない。
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