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2025年3月17日 (月)

デジタル化阻害の遠因 その1

(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

生活面でも仕事面でも、社会全体で情報の授受のデジタル化が進められています。

登記も例外ではなく、まず紙に記録されバインダーに綴じ込まれていた登記簿が電子化され、次いで紙に記載した申請書を持参していた登記申請手続の電子化(インターネットによるオンライン申請)が実現されました。

デジタル化の目的は言うまでもなく人が費やす労力もかける時間も少なくて済ませること、つまり、生産性を上げ、ストレスを減らすことに有ります。

しかし、登記申請に関してはまだまだデジタル化が十分達成されているとは言えません。オンライン申請では、登記申請内容を裏付けるために必要とされている資料の大半は、別途郵送されていますし、アクセス集中による負荷によってシステムに不具合が生じる不安は未だ払拭されていません。

そうした問題が未だに存在する原因は様々ですが、関係者の意識が一つの足枷になっているのではないかと私は感じています。

まず、司法書士自身にサービス業という認識がないと非効率なアナログ的方法に問題を感じません。 

つづく

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