能動的思考と営業との関係
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
私が能動的思考を重視するのは、自分がそれによって問題を解決出来た経験が一度ならずあるからです。
例えば、前例のない登記の依頼を受けた時に、能動的思考では、その登記が実現できるかどうか、つまりなぜ今実現出来ていないかをまず自分で考えてみます。
前例がない理由やその登記を行う必要性や実現の可能性、実現のメリットデメリット等を、論理的に考えて結論を出します。
ただ、それだけで問題が解決する(新しい登記が実現出来る)訳ではありません。問題には自分以外の人が関わっており、解決のためにそれらの人々の力を借りる必要があることが大半だからです。
人を動かすこと、即ち営業が必要になるのです。
能動的思考はあくまでも思考方法で(これは批判的思考も同じ)、営業は思考だけでなく人への働きかけを伴うことで成立するものです。
もちろん営業にも能動的思考は必要です。問題解決が自分にとって合理的でも相手にとって合理的でなければ人が動く動機にはなりません。
それを考えるのが、営業における能動的思考です。他人の立場に立つ発想です。
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