研修は参加するもの
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
弊社では、新人研修を重視しています。
配属前の座学での研修に続き、配属後もトレーナーを置いて研修(OJT)は続きます。
しかし重要なのは、研修は「受ける」ものではなく「参加する」ものだということです。
研修の「研」は「とぐ みがく」という意味です。
そして「修」は「習」即ち「ならう」です。
「習」という字は生まれたての雛鳥が、太陽に向かって羽ばたく、つまり親鳥を真似て自ら飛び方(羽ばたき方)を身につけて行くことを意味しています。
つまり研修とは元来人に知識や技術を教えて貰うという受動的なものではなく、自ら真似て身につけ、さらにそれを磨き上げてより高度なものにして行くという能動的なものです。
昨日の当欄で、企業の「組織的統制」という語を使いましたが、「統制」のメニューには研修も含まれ、そこに参加する側の姿勢は能動的でなければならないのです。
ですから、企業が行う「統制」とは、研修に関していえば、能動的に参加することができる環境を整えることに他なりません。
一方的に何かを押し付けるという意味ではないのです。
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