« なぜ状況の共有が難しいのか | トップページ | 地面師より怖いものはなにか »

2025年1月24日 (金)

創造はひらめきじゃない

(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

私は今「不動産事件・事故防止の教科書」を書いています。元々は、日々の業務の中で出会った問題から学んだことや実例、裁判例などから、事故防止の原理原則を導き出したものを整理する作業です。

「あしもとのこと」と名付けた短文メッセージとして社内に発信することでアップデートもして来ましたし、社内メンバーの意見も聞きました。

当初の研修テキスト(スライド)から短文メッセージへ、そして、新しい研修のためのテキストへ、さらに書籍の原稿へと作り変える過程の中で、徐々に改善、整理が進み納得度の高いものになっていると感じてはおりましたが、特に創造的であると考えてはいませんでした。

しかし、ひょんなことからこの手順が創造の過程に似ていることを知ることになりました。

それは、俵万智さんの有名な短歌
「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」
の創作過程です。

最初は
「カレー味のからあげ君がおいしいと言った記念日六月七日」
で、これを手始めに、塩味、この味、等数パターン作り変えた末に出来たものだそうです。

| |

« なぜ状況の共有が難しいのか | トップページ | 地面師より怖いものはなにか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« なぜ状況の共有が難しいのか | トップページ | 地面師より怖いものはなにか »