「買わせる」への抵抗?
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
昨日当欄を読んで頂いた方の中には、営業とは「買わせる」ことだと言われて、抵抗を感じた方もいらっしゃるのではないかと思います。
抵抗を感じた理由の一つは、不遜な、あるいは傲慢な印象を受けたこと。もう一つは、「意に反して、だまして」など不当・違法な手段によっている、あるいは策を弄するような印象を受けたことが考えられます。
しかし、営業の目的を純粋に突き詰めると、それは「売る」こと、即ち相手に「買うように仕向ける」ことに他ならず、「買わせる」という表現が最も適切ですし、そこでは上記のような要素は問題となり得ません。
もちろんどのような態度、方法で買わせるか(人としてのあり方や礼儀・礼節、コンプライアンス等)は重要ですが、それを学ぶのは営業の本質(目的)を理解し、身につけることができてからです。
「買って頂く」というへりくだった言い方にした方が良いのではないか、などということもその段階から考えれば良いことです。
もっとも「買って頂く」と「買わせる」では営業に向かう姿勢や勢いが全く違って感じられます。
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