生きて行く技術の巧拙
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
営業をこれまでとはまた少し違う言葉で表現すると、「人を動かす」ということです。
人は人を動かすことが出来なければ生きて行けません。営業は人が生きるために必須の技術なのです。そして、技術には巧拙があります。
それを巧く行うヒントはこれまで多少書いてきましたので思い出して頂きたいと思います。
話は変わりますが、不動産売買における事件事故発生の原因として、主観的な要因が半分を占めるということを申し上げて来ました。認知バイアスです。
これも人なら誰にでも生じることです。鈴木宏昭さんは著書「認知バイアス 心に潜むふしぎな働き」(※)の中で「人は賢いからバカであり、バカだから賢い」とする一方、
「私たち人間の持つ認知の仕組みが、特定の状況に出会った時に認知バイアスが生み出される」「もし認知バイアスに見られる人間の愚かさが状況との出会いから生み出されるとすれば、状況を変えることによりそのバイアスが生み出す後悔、事故、惨事を避けることもできる」とします。
認知バイアスの害を防ぐ技術にも巧拙があるということです。
※ 講談社ブルーバックス 2020年 p.4,5
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