序列意識は適正な業務分配を妨げる
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
分かりやすいので来客にお茶をお出しするという業務で説明します。
それが女性の仕事だという考え方は時代錯誤的ですが、かつては当たり前でした。これには二重に序列意識が働いています。
一つは男女間の序列意識(男の方が女よりも上位という意識)、もう一つは職務に関する序列意識(お茶出しという仕事は価値の低い仕事である)、そして、価値の低い仕事は位の低い者が行うべきであるという考え方です。
しかし、仕事の役割分担は、能力・適性、即ち誰が担当すれば最も生産性があがるかによって決めるべきです。お客様にお茶(お水)をお出しする仕事も、その仕事に最も適性があり、最も高い能力を持った者が担当すべきです。
弊社の場合は、お客様のホスト(取り仕切り役、即ち来社目的である業務の担当者)が担当するというルールになっています。これは、応接室(会議室)へ向かう途中で冷蔵庫から水を出してお客様に供するという業務ですので、ホスト自身が行うことが最も効率的だからです。
私がホストの場合はもちろん私がお水をお出しします。
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