ミスは叱るべきか
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
ミスによって問題を発生させた時に第一に行うべきことは、次の2つです。
1 問題の迅速な終息・回復・修復及び正確な情報の内外への共有(必要に応じて謝罪)
2 再発防止のための原因の究明と対策の策定
(FLC&Sの教科書の「ミス三原則」)
ミスをした直接の当事者やその上席に対する処遇については具体的に記載されていません。別途始末書の提出が義務付けられているだけです。
なぜならそれらは再発防止策の一環と捉えるべきだからです。
当事者に対する処遇として行われることとしては、指摘、注意、叱責、非難、責任追及などが考えられます。このうち指摘・注意までは、ミスを認識させ、反省を促し、ミスの原因を明らかにするために必要なことです。
しかし、叱責、非難、責任追及はこれらの目的からは必要とは言えません。多くは(ネガティブな)感情から行われるものです。
感情の原因はミスに対する考え方(受け止め方)にあります。例えば、ミスの原因が当事者個人だけにあると考えるのか、指導方法や、ミスを防ぐ仕組みの内容にもあると考えるか、です。
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