人間関係で苦痛を感じる不幸
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
いじめとは、一定の人間関係にある者の一方が他方に苦痛を与えることであり、当然私達大人の世界でも普通に存在します。特に優越的地位に基づくものはハラスメントと呼ばれます。
加害者と被害者を単純に色分けして、加害者を懲らしめて解決するのはドラマの世界だけのことで、実際はそんなに単純でないことはもちろんです。
問題への対処方法を整理しますと概ね次のようになると思います。
1 実態の把握
どんな事実があるか(行為とそれが引き起こす問題)を客観的な証拠に基づき明らかにする。
2 問題の沈静化
その行為を抑止する。
必要に応じて苦痛を和らげる(専門的)働きかけを行う。
3 原因の究明
行為の理由、原因を調査探索し、問題の再発を防止する手がかりをつかむ。
4 原因の除去
原因が行為者側の精神的・社会的な未成熟である場合(恐らくはそれが大半)、啓蒙や教育を行う。
5 除去困難な原因
原因解明に心理学、社会学や精神医学等の専門的知見を要する場合、我々当事者のみでの解決は甚だ困難であり、専門家の力に頼らざるを得ない。
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