クラスメートは友達じゃない
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
甲本ヒロトさんのこの言葉は、クラスメートはたまたま同じ電車に乗り合わせた人達と同じで、仲良くする必要はないし、仲良くできないことで心を痛める必要もないという趣旨で、学校で辛い思いをしている人達にかける言葉としてよく引用されます。
しかしもちろんこれで問題が解決するわけではありません。問題の解決には第三者(学校側)の関与が必要です。
ただし、勧善懲悪ドラマのように、いじめる側といじめられる側を単純に色分けして、いじめる側を懲らしめたとしても、当面の表面的な現象の抑止にしかなりません。
解決には、既に発生した問題を沈静化するだけでなく、将来的な問題の発生を防止する、即ち根本の原因を明らかにすることが必要です。
その上で当事者が原因を取り除く意識を持つことが必要であり、教育が重要な役割を担います。学校の本来的な機能です。
職場の場合も学校と同様にメンバー各人が問題意識を持つことが重要です。それがなければ、課長による1on1面談やチームビルデイングセッション(TBS)も十分には機能しません。
| 固定リンク | 1
コメント