評価の対象
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
昨日、ネットニュースで傘を水平に持って歩くことの危険性が話題になっていました(※)。これも「気配り」の問題です。
自分の後方にいる人の立場に立ってものを考えられる(気配りのできる)人なら、絶対にそういう傘の持ち方はしないはずです。
ところで昨日成功のためには「価値」や「マインドセット」が重要であり、「気配り」もその一つであると言いました。ただ、「気配り(をすること)」はマインドセットではなく「行動」です。
例えば上記の例でいえば「後ろの人に迷惑にならないかが気になる(気にしている)」というのがマインドセットであり、このマインドセットに従い、傘は立てて(垂直に)持つというのが「気配り」であり、行動です。
この区別は、評価(査定)で意味を持ちます。現在新しい評価制度導入に向け、評価者訓練にも着手していますが、評価の対象になるのは第一に結果であり、第二に(結果を出すための)行動です(人の内心は評価できません)。
評価に値する結果がだせなくてもそための行動を取っていれば評価の対象にはなり得ます
(指導・育成も)。
| 固定リンク | 0
コメント