受験生の誤解
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
ある司法書士受験予備校から、不動産登記についての講演の依頼を頂いたそうです。趣旨は、司法書士試験受験生や合格者には「不動産登記中心の事務所に就職しても独立に役立たない」という誤解があるので、その誤解を解いて欲しいということのようです。
この誤解は要するに
1 司法書士の仕事内容が良くわかっていない
2 所謂「決済事務所」つまり売買中心のBtoB(toC)のモデルだとBtoCの仕事の経験が積めない
3 大規模事務所で分業が進んでいると登記業務の一部しか経験ができない
ということだと思われます。
確かにFLC&SではBtoB(toC)の売買中心ですし、分業も進めていますから、そのような懸念を頂かれるのは分かります。
しかし実は、売買に比較すれば決して大量とはいえませんが、幅広い仕事を手掛けていますし、分業に携わる方々にも多くの職種を身につけた、多能人財に育てるのが大きな方針で、徐々にその実現に向けた動きも始まっています。
むしろ問題は、独立するためには業務の経験や知識を備えることが必要だと考えていることです。
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