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2023年1月 4日 (水)

私達のシステムが果たす機能

(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)

私達のシステムが果たしている機能をもう少し具体的に見てみましょう。

例えば売主に対して果たす機能から。

売主が取引に参加する目的は「売買代金受領(+負債の償還・担保登記の消除)」です(それを「確実・安全・容易」にするのがシステムの機能)。

したがって売主の最大の関心事は、出来るだけ高い金額で、(一定の時期までに)間違いなく売買代金を支払ってもらえることです。
※所有物件の購入資金のために借り入れをしており、当該不動産に担保権(抵当権、根抵当権など)が設定されている場合で、受領した売買代金でその借入の返済を行う場合は、その返済が間違いなく行われて担保登記が抹消されることも重要です。

そのためにはまず、妥当な(納得できる)金額で一定の期限までに買ってもらえる買主を見つけることが必要です。
この点は、現在のところ私達が提供するシステムの機能には含まれていません(主に仲介機関が担当)。

買主が見つかれば、売買契約を締結し、所有権を移転する意思表示をすることになります。
ここで、契約及びその履行に問題がないかを(意思確認も含め)確認するのは私達が提供するシステムの機能です。

次に、売買代金を間違いなく支払って貰うことが売主にとって重要なことです。
そのためには物件(所有権と専有)の引き渡しを代金支払いとの引き換えにすることが必要になりますが、それが間違いなく行われることを確保するのも私達のシステムの機能です。

具体的には上記の内容を法律上担保すること(契約等)、それらの履行を実質的に確保すること(履行条件及び履行の成就の確認等)、などです。

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