レジリエントは楽観主義?
(今朝のFLC&S社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
昨日「めげない」を「めげても回復する」という意味で使いましたが、もとよりめげることがないという意味と解釈することもできます。しかしそれはレジリエントとは違いますね。
さて、レジリエントをマインドセットとして考えてみます。
レジリエントなマインドセットとは、何らかの原因があって元気を失ったときに、元気を取り戻そうと努める習慣だと言って良いと思います。
元気を取り戻そうと努める具体的な方法とは、例えばこんな方法です。
何か嫌なことがあって元気を失ったとき、一歩引いて客観的に自分を見てみます。ドローンで上空から自分を眺めたり、タイムマシンに乗ってそれまでの歴史を振り返ることを想像しても良いでしょう。
そうすると、広い世界や、それまでの膨大な時間や歴史の流れから見れば自分自身や自分の悩み苦しみは小さなもの、一時的なものだということがわかります。
また、広い世界や長い時間の間には沢山の方達との出会いや教えや支えがあり、これからもあるだろうことにも気づきます。
それらが未来に向けた勇気になり、少しずつ元気を取り戻して行きます。
こういう想像をする習慣ができていれば、レジリエントなマインドセットが備わっていると言って良いと思います。
仲間や、自分を支え導いて下さる方々のことを思い浮かべ、みんなの力で試練を乗り越えられると考えるのも一つの方法です。
レジリエントなマインドセットとは楽観主義の一つの形かも知れません。
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