歓迎の気持ち
(今朝のフクダリーガル社内ブログ「福田龍介のよしなしごと」より)
〈2.2 お出迎え/2.2.1 担当者はお客様の来客予定時間が近づいたら、受付け前に行ってお待ちしていること。〉
お客さまの来られる予定がわかっているのに、自席にいてお客さまからの連絡を待つ、という態度からは歓迎の気持ちは感じられません。
業務があるから(忙しいから)という言い訳をする方がいらっしゃるかも知れませんが、それならそもそもお客様との約束を入れるべきではありません。
また、例えば約束の10分前からお出迎えに出ていれば、来客時間直前に電話を受けて終わらず、お客さまをお待たせしてしまうなどという不始末も防げます。
〈2.2.2 お客様をお出迎えする場合:笑顔で、元気よく、「おはようございます。」、「こんにちは。」「こんばんは。」と、ご挨拶すること。〉
お客さまだからといって、必ずしも「いらっしゃいませ」でないと失礼だということはありません。むしろ「いらっしゃいませ」は距離感を感じさせる挨拶です。
従って、敢えて距離感を作る必要がある(招かれざる客)、あるいは、距離感をおかないと恐れ多いという事情がある(謝罪しなければならないなど)のであれば、「いらっしゃいませ」というお声掛けでも(心情的には)致し方ないかも知れませんが、そのような場合でも礼儀としては「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」で全く問題ないと思います。
〈2.3 内線対応/2.3.1 受付けに向かう前にお客様が担当者の内線に電話をおかけになった場合は、「お待ちしておりました」とお答えし、急ぎ足でお客様のところに向かうこと。〉
「お待ちしておりました」。まさしく歓迎の気持ちそのものです。
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